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現在形の使い方を考える

ここで、しつこいようですが、この現在形の感覚をつかむため、前のページにあった例7~12の意味と使われそうなシチュエーションをそれぞれ考えてみてください。

このページでは例7~9だけ、私の考えたシチュエーションを載せておきますが、できるだけ自分で色々と考えてから下記をご覧ください。

7. They eat pork. → Do they eat pork?

…こんな意味にとれます。

彼らは豚肉を普段から食べる人達です。→あの人達は豚肉を通常食べる人達なのか。⇒豚肉は食べられる?

シチュエーション:
場所は職場。 日本のオフィスに勤めるあなたのもとへ、ニューヨーク本社から何人か現地スタッフがやってきました。
そこでランチに美味しいレストランへ…ということで、イベリコ豚で有名なお店を考えました。
ところが彼らがユダヤ系だということがわかり、もしかして豚肉は食べないかも…と懸念し、上司にひとこと聞いてみることにした。

―そんな時に使える"Do they eat pork?"でした。

8. You wear glasses. → Do you wear glasses?

…こんな意味にとれます。

あなたは普段メガネをかける人です。→あなたは普段メガネをかける人ですか?⇒目が悪い?普段はメガネかけてる?

シチュエーション1:
場所は、とある駅。
友人Aさんと休日に待ち合わせをしていました。 そこに来たAさん、今日はメガネをかけています。
でも今までAさんのメガネ姿は見たことがありません。 あれ?今まではコンタクトだったのか…。

―そこでひと言きいてみよう!という時に使える"Do you wear glasses?"でした。

シチュエーション2:
場所は学校。 机が隣同士の友人Bちゃんとおしゃべりをしています。
この友人は普段からメガネをかけていませんし、この時もメガネをかけてはいません。
ここで視力の話題になりました。Bちゃんは自分は視力が0.03で裸眼じゃ何も見えないんだとボヤきます。
え?じゃぁ学校ではコンタクトだったのね、家ではメガネなのかな?

―というわけでひと言"Oh, so do you wear glasses at home?"

9. I pick up the client. → Do I pick up the client?

…こんな意味にとれます。

私がクライアントを迎えに行く人です。→私がクライアントを迎えに行くのですか?⇒クライアントを迎えに行く役は私?

シチュエーション:
場所は新しい職場。今日から始まった仕事で、先輩からの引継ぎを受けています。
ここにきて、「クライアントを空港に迎えに…」という内容が頻繁に出てきます。
ずっとオフィスにいる仕事だと思っていたのですが、職場のチームメンバーを見てもほかに、このクライアントの迎え役は自分しかいなさそうです。
そこで実際に自分がクライアントを迎えに行くことになるのか何なのかを先輩に確認を。

"Just to be sure... Do I pick up the client?"


いかがでしたか?

上の例は私が即興で考えたものですが、時間をかけて考えてみると色々なアイデアが出てくると思います。

英語で何か新しい単語を覚えたり、今回のように文の作り方を覚えたりしたときには、必ず、実際に使われるシチュエーションを、想像力を働かせて幾つも考えてみては頭の中で演じてみてください。
(頭の中だけとは言わずに、実際に声に出して演じきってみれると更に良いです。)
これをするのとしないのとで、その英語表現に実生活で直面したときの理解力・応用力に大きく差がつきます。
特に現在形などという、英語を教われば必ず最初の方に教わるだろう形が使えないのは、そのニュアンスと、いつ・どのように使うのか・使われているのか、が明確にすり込まれていないからではないかと私は思うのです。

言葉は書くにしても口にするにしても、なんらかのコミュニケーションをするために使われるものですから、必ずその使い方を考えるようにしていかないと、結局は意味のないものになってしまいます。