ショートを一つ。
「『お疲れ様』って英語で何て言ったらいいですか?」とよく聞かれますのでそれについての私なりの答えです。
はっきり言って『お疲れ様を言う』というのは日本の文化なので、それを英語で全く同じようにひとことに直そうとするのは無理です。
ただ、状況的に使える英語表現はいくつかあります。
例えば、仕事が終わって帰り際に同僚に"See you tomorrow!"、何かスピーチや発表会などを終えて帰ってきた人に向かって"Great job!"(ただし、この場合は言った人がその偉業を目にしたことが前提。)などが一番普通の表現かな、と思います。
ここで、とっておきが、これは私が通訳をしていた時に身につけた(?)ものですが、もしも相手がこれからしばらく日本に住む外国人ならば、"Otsukaresama!"を教えてしまおう!というものです。『お疲れ様』はもともとは何か仕事なりをして疲れた人を気遣う意味の言葉で、これこれこういう時に使われる挨拶の表現ですよ、と教えてしまえばいちいち訳に悩むことはないでしょう。
考えてみれば英語を話す理由は、英語が自分と相手のコミュニケーションに必要なツールだから、もっと言えば相手が自分の話す言語と違う言語を話すから、です。言語が違っても同じ単語で意味が通じれば何語でも良いのです。
だから自信を持って"Otsukaresama!"を広めてみてはいかがでしょうか。
『お疲れ様』って英語で何て言うの?
2007年04月18日 17:54