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使う英語、使わない英語

2007年04月22日 02:11

ときどき英字新聞などを読んでいて、「専門用語が入ってて難しい」という人がいますが、果たして本当に専門用語のせいなのでしょうか。
実際、万人向けの新聞などの媒体上に、ある特定分野の人にしかわからない用語ばかりが頻出することなど稀で、仮にそういう用語が掲載されている場合には必ず脚注がついていたり、記事内で説明があったりするものです。
ということは専門用語のせいで難しいわけではなく、ただその単語を知らなか ったから難しいと感じているだけということもあるのです。

ちょっと次の英語を英和辞書で引いてみましょう。
capital punishment
bail
bronchitis
pneumonia

どんな記事で出てきた単語にしろ、辞書にある母国語を見て、大人なら普通に日常会話に出てきても おかしくない単語群です。
ということは、これらの単語は英語が母国語の人ならいつ出てきてもわかる単語、つまり覚えていて当然な単語だということなのです。

次の英語はどうでしょう?音大の教科書に出てくる単語群です。
pentatonic (scale)
perfect interval
recap.(recapitulation)

「音大の教科書に出てくる」と聞いていても、辞書で引いてみても、その分野に全く関係のない人には今いち『??』なはず。例えばこれから1年アメリカに語学留学する大学生に『これって覚える必要ありますか?』と聞かれたら、私だったら『ありません』と答えると思います。1年の間に使う、または耳にする機会は全くないのではないかと思うからです。

よく、一見難しそうに見えるで書かれたような単語について「覚える必要ありますか?」 と聞かれることがありますが、英語を普通に話す人のスタンダードで考えるなら、答えは残念ながら 「あります。」となるでしょう。
受験英語でやったことも「実際会話で使うんですか?」 ...大抵は、やっぱり残念ながら「使うんです。」

これは意外と、ある程度英語がわかる中~上級者や、日常会話は流暢、ペラペラなのに壁がある、と感じている人から多く聞かれる質問です。
今では幸い、英単語本も何種類も出ており、頻出単語を扱っていながらレベル分けされているような本も出ています。
英語がかなりできる中~上級者なのに、なんとなく壁を感じている人は意外にもそのレベルでの語彙力が足りていないのかもしれません。

初心にかえって上級者用の単語本を制覇してみると、ある日、壁が消えているのに気づくかもしれません。