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「なぁんだ。言ってくれればフツーに持ってきたよ」Wouldの使い方

2011年04月04日 00:15

前々回のトピック: I should have brought my laptop.

前回のトピック: I could have brought my laptop.

そして今回のトピックは: I would have brought my laptop.

"could"を使った『持ってくることができたのに…』の『~することができる』を意味する部分をすっぽり無くしてしまう感じです。
そうすると『持ってきたのに』となります。

また、これまでと同じ例文を使うなら:
If he had told me earlier, I would have brought my laptop.
もっと早く言ってくれれば持ってきたのに。

"earlier"「もっと早く」と入っているので、やはり「遅く言われたから持ってこられない=could」という方が自然な感じがする人もいるかもしれません。

例えば、持ってこなかったのは、本当にただ単純に言われてなかったから、とすると:
If he had told me, I would have brought my laptop.
なぁんだ。そんな気を遣わないで、遠慮なく言ってくれればフツーに持ってきたのに。

とさりげない感が出るかと思います。

"would"は"will"の過去形と言われている形で、"should"や"could"と違って「~すべき」や「~できる」などの特別な意味を強調する単語ではありません。
なんとなく他意のない、ニュートラルな感じがします。

これまでに出てきた:
I should have brought my laptop.
I could have brought my laptop.
I would have brought my laptop.
…のどれを使うかは、話し手の意識によって変わるだけのことです。

特に"could"と"would"に関しては、どちらを使っていても、その話し手の気持ちの問題で、どちらがあっている・間違っているとは言えない状況も多々ありではないかと思います。

さて、"should"、"could"、"would"と出てきて、もうひとつ気になるのが"might"です。
I might have brought my laptop.
さてこの場合、実際にノートパソコンは手元にあるのかないのか…。

次回をお楽しみに!