実はつい最近聞かれたことです。
4月18日の『お疲れ様』って英語で何て言うの?と同じく、非常に日本語的な表現現だなぁと思います。
そういうことですので、やはり日本語と同じ様な感覚で全くように使えるひとこと英語はないのです。
…が、やはり同じ様なことを伝えようというのなら手段はあるはずです。
この質問をして来た人が考えていたのは、既に相手に「これとこれを何日までにやっておいてね。」と伝えた後の、最後の別れ際に「じゃぁ、お願いしますね~。」という感じで伝えたかったというもの。
実際に日本語でも何をお願いしているのかを考えてみるといいかな、と思います。
日本語の表現は明らかに念押しの表現で、つまりは「私が頼んだ内容を忘れないこと」を「お願い」している、ということ。
シンプルに"Don't forget!"でもいけるシチュエーションはあります。例えば…
<例1> 同僚AさんとBさんはすごく仲がいい。
A: So, I need this and this by Wednesday.
B: OK. No problem. A: Great! Thank you. You're really saving my life. So, don't forget!
<例2> 同僚AさんとBさんは結構普通に仲はいい...が、事はもう少し重要である。
A: So, I need this and this by Wednesday.
B: OK. No problem. A: Thank you. (急に真剣な顔になって、少しトーンを落とした声で)You know, I don't wanna push you, but this is REEEEALLY important, and I really really need this on Wednesday. So, please don't forget, OK?
こんなところがいいかな、と思います。
日本語でもそうですが、やっぱり話している二人の親しさの度合いや、頼んでいる事柄の重要度によっても使われる表現は左右されます。
この『よろしくお願いします』についてはもうちょっと例を出して書いてみようと思いますので、お楽しみに。
To be continued...